牧田農園

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モモの栽培(3月から7月まで)

米倉金桃の花

米倉金桃の開花です。(満開)

開花前に蕾(つぼみ)を半分以上おとしています。(摘蕾 てきらい)

2011年 山梨の苗木取扱い業者から「米倉金桃」 6本の苗を取り寄せました。

米倉金桃の花

開花後、米倉金桃の花の数を1/10以下に間引きました。(摘花)まるで花が咲いてないようです。

自家和合性品種(交配が必要ない)では咲いた花はすべて結実します(実になります)。大きさは梅の実ぐらいで収穫となるのですが、花の状態から摘花(間引き)、さらに結実後に摘果(間引き)するすることで最終的に1/20以下まで間引きを繰り返し、袋掛けではさらに摘果(間引いて)して 収穫時には野球ボールぐらいの大きさになるように栽培します。

電気柵とカラス除け

害獣防止対策(カラス、イノシシ、シカ)

米倉金桃収穫前で、木の上にはカラス除けネットを張り、圃場にはイノシシやシカの侵入を防ぐために電気柵を設置しています。

米倉金桃収穫前

袋掛けの数量

米倉金桃収穫直前で、花の数に比べて袋掛けした実の数は1/50以下になります。(ネット越し)


モ モの栽培(9月下旬から)

当園の施肥の考え方(モモとナシ共通)

山の木は施肥(肥料をやる)しないのに、何故大きくなるでしょうか?・・・落葉樹は秋に自分の葉を落とし、その落ち葉を微生物が分解して土へ還元させて、その肥料成分を根が吸収することが出来ます。それだけで足りない時は肥料分を求めて、どんどんと根を広げていきます。では、常緑樹は?

施肥(肥料)が何故必要か?・・・まだ理解していません。というのは、肥料をやらなくてもモモの木自体は大きくなるのです。また、肥料をやらなくても普通の栽培(摘果)をしていれば果実は甘く、大きくなります。無理のない栽培をすれば肥料は必要がないのかも知れません。品種特性と言って、施肥をしなくても果実や木はその品種の特性を実現するのかも知れません。
当園は山が近くにあり、一般的な普通の土です。「米倉金桃」園は赤土が混ざっています。品種特性が発現するのならば、その品種はその土地に適していると考えます。また、当園ではJAにお願いして土壌分析をしています。

1.化学肥料は使用しない・・・無機肥料で各成分は、雨に溶けて流れ出します。例えるならば、サプリメントです。

2.有機肥料を施肥する・・・豚糞、牛糞、鶏糞の中でも一番手に入りやすい鶏糞を施肥します。”すくも”を一緒に鋤き込むことで、”すくも”がその肥料分を吸収して、雨が降るたびに少しずつ流出していきます。(緩行性施肥)

3.除草剤は使用しない・・・木の元に生える草の種類や勢いで、肥料分が残っているのか?水やりが必要であるか?が”見える化”できます。当然圃場全体にも除草剤は使用しません。草を刈り それを木の周りに敷いてやれば、やがてその下には”ミミズ”が現れて、土が肥えていきます。

発酵鶏糞を 2袋しか施肥しませんが、それでは足りないようならば、モモは自ら根を広げていきます。(実際に半径5mぐらいの所に根があることがあります。)

米倉金桃下草刈り

施肥の準備

7月20日には収穫が終わり、すべての果実が木から離れました。その後、酷暑を過ごして秋を迎え来年に備えて落葉します。(休眠)収穫後から落葉までに 来年に備え貯蔵養分を蓄えるための施肥(肥料やり)をします。9月19日に米倉金桃の木の回りの草刈りをして、施肥(肥料やり)の準備が始まりました。

ドーナツ状

木の回りにドーナツ状に施肥して(肥料やり)鋤き込みます

葉が落ちていない9月終わりから10月中旬に施肥をします。葉が施肥の肥料分を吸い上げる役割をするからです。木の下全面ではなく、半径2mぐらいにドーナツ状(帯状)に施肥をします。平地ではドーナツ状ですが、傾斜地では、半ドーナツ状となります。

米倉金桃施肥

施肥(肥料やり)

9月24日に米倉金桃 5本に施肥をしました。半径2mぐらいに「発酵鶏糞」2袋と「米ぬか」、「すくも」を小型耕運機で鋤き込みます。

発酵鶏糞

各木には 1袋 88円の発酵鶏糞を 2袋施します。四季を通じての施肥はこれだけです。

収穫時の葉果比(1個の果実が熟す為に必要な葉の枚数)は50枚から60枚必要で、甘いモモや大きなモモを望むのならばそれ以上の葉をあてがいます。そうなれば 1本の木に実らせる果実の数も少なくなります。

発酵鶏糞播き

帯状に発酵鶏糞を播いていきます。

米ぬか播き

帯状の発酵鶏糞の上に”米ぬか”を播いていきます。”米ぬか”は手に入れば播きます。

米ぬか播き

発酵鶏糞の上に”米ぬか”を播いていきます。

管理機で打ち込み

一旦、小型耕運機で鋤き込みます。

すくも播き

鋤き込んだ上に”すくも”を帯状に播きます。”すくも”は重要な資材で、発酵鶏糞の肥料分を吸収しながら、だんだんと放出してくれます。また、土を柔らかくするための土壌改良には不可欠です。

すくも打ち込み

再び小型耕運機で鋤き込んで施肥は終わります。

米倉金桃施肥終わり

施肥終了

最後に下草刈りした草を施肥した上に敷いて終わりです。落葉後、剪定が始まります。

別方向から

別方向より

半ドーナッツ状で草が敷いてあります。